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:: 完成図 :: [動画](JAVA起動あり) |
| 下描きから主線入れ |
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下描きラフです。 いくらでも修正が利くので、あまり考えずに描き込んでいきます。基本的にレイヤ0にすべて描き込み。 ある程度形が整ったら、下書きをなぞるように、レイヤ1に主線を描きます。 マウスだろうとタブレットだろうと線はよれますし、ドットの見える鉛筆主線の場合、線が汚いと話になりませんので、丁寧に描きます。 ドット絵に近い感じで、拡大して1ドットずつ打ち込んでいけば綺麗にできます。 また、BZ曲線を用いても綺麗に線が引けます。 主線を引き終わりましたら、レイヤ0の下描きを消し四角で一気に消します。 |
| 構図決定 |
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鏡に映るように左右に配置する線対称の構図に決定しました。 レイヤ1にある線画を、レイヤ0にもコピーします。 レイヤ0を左右反転させます。 重なり部分を綺麗に消すため、黒を逆マスクし、レイヤ0にピンクで四角ツールを掛け、色を変えます。 レイヤ0の重なった部分を消しゴムツールで消します。 今度はピンクを逆マスクし、レイヤ0の主線の色を元の黒に戻します。 2枚の主線をレイヤ1に結合させ、羽根を描き変えれば線画の完成です。 |
| パレット作成 |
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透明水彩めいた質感にするには、彩度の高い色が必要で、基本パレットの肌色系では若干彩度が足らず、濁ってします。 よってオレンジ系の肌色パレットを作成します。 基本パレット肌色系の1番薄い色をグラデーションの最若番とします。 次にR255、B0、G80〜150程度で、最も濃いオレンジ色の部分を作ります。これをグラデーション最老番とします。 右下のグラデーションチェックボックスをONにし、OKを押す。 するとパレットがグラデーションになりますので、作成ボタンをクリック。 パレット名を付け(今回は「はだいろ2」)、下準備完了です。 彩度の高い色を用いるほど透明感のある透明水彩絵風の絵になり、彩度の低い色を用いるほど透明度のない油絵風の絵になることは、基本ですので憶えておいてください。 彩度の高い色というのは、色の三原色で混色をあまりしていない色、と考えて頂ければ。 色調で言えば、ビビッドな色がそれにあたります。 |
| 肌の色塗り |
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線画はレイヤ1にすべてありますので、レイヤ0に色を塗っていきます。 A255の透明度のない鉛筆ツールで、塗りたい部分に大まかに基本色を置きます。 透明(白)をマスクします。水彩で、基本色からはみ出たところに見えないような薄い色を付けたくないためです。しぃツールの場合、レイヤの透明は白と同様と見倣されますので、白をマスクすれば、レイヤの透明部分を保護することになります。 基本色より濃い色、または暗い色で、影を付けます。 アニメ塗りっぽくデフォルメはしていますが、基本的に影の付け方は同じです。 凸面を明るく、凹面を暗く。光源側を明るく、光を遮られた場所を暗く。 アルファ値を下げるとオレンジの場合、かなり赤っぽい色が出てしまうため、せいぜいA150程度に留めておきます。 綺麗な色グラデーションを入れたいときには、低アルファ値大筆による水彩ぼかしより、せっかくパレットを細かく作成したのですし、小さな筆でパレットを細々と変えつつ、色を置いてグラデーションにしてゆきます。 このとき、透明水彩のように見せるテクニックとしては、色の際を目立たせるというものがあります。 透明水彩は、紙に塗った場合、水気を含んだ部分と含まない部分の境に、色味の強い境界線ができます。 表面張力で水気の端に色素が厚く溜まるだけのことですが、しぃツールの水彩ではそれが出ないので、自分で端の色を濃くしてやりましょう。 これは彩度の高い色味のとき、透明水彩風に見せるのに非常に有効な技です。 今回、左上を光源として塗り始めましたが、途中、逆にしています。 服の色を左右変えることに決め、左の服の色を濃くすることにしましたので、そちらに多く光があたる方が綺麗になるだろうと考えたためです。 結果的に、右上から光があたることとします。 左右対称なので、レイヤ0全体を左右反転させればよいだけです。 また、途中で眉毛の描き忘れに気付き、修正しています。 通常モードで、右の人物の線画を修正。 その部分を、真ん中の使用していない部分にコピーして保護し、左右反転。 その部分をまたコピーで左の人物に持っていき、きっちりずれないよう置きます。 しぃツールのコピーは、レイヤのアルファ値をそのままコピーして乗算しませんので、四角で選択された部分はコピー後、すべて上書きされてしまいますのでお気を付けください。 |
| 影のエフェクト |
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レイヤ0の、色がはみ出た部分を、A255の消しゴムツールで消していきます。 影に紫を入れます。 ……アヤしい雰囲気にするため(え)。 紫ってのはスペクトル6原色の外に位置する微妙な色で、この世とあの世の境の色というか、まぁ便利な色なんです。 白マスク状態のまま、青みがかった紫の大筆で、A1にし、かなり適当に影に紫を重ねます。 A1で1回なぞるだけでも結構色が付きますし、それ以上やると、せっかく綺麗に入れたオレンジの影が潰れてしまいますので、やりすぎないように。 |
| はみ出し修正 |
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色も入れ終わり、消しゴム掛けも済んだら、画像をすべてレイヤ1に結合します。 そしてゴミ取り。 レイヤ0を、使っていない色で塗りつぶします。 薄い色の場合、大抵消し忘れが見付かると思いますので、それをドット単位で消していきます。 レイヤ1のゴミを、1ドット消しゴムでひとつずつ消してゆきます。 この他、薄い色の消し忘れを防ぐ方法としては、 1.結合前に、周りをA255の鉛筆ツールで綺麗に塗り固め(下図羽根部分参照)、その色を逆マスクで一気に消してからレイヤ統合。 2.最初に鉛筆で基本色を置く時点で、濃いめの色で塗るようにし、まずはみ出る部分が出ないようきっちり消しゴムを掛けてから、影と同じ要領で薄い色を置いていく。 などがあります。 お好きな方法で良いと思います。 |
| 結合後の修正法 |
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この、 1.レイヤ1に完成部分を置く。 2.レイヤ0に基本色を置き白マスク、レイヤ0で色塗り。 3.レイヤ0の線画からはみ出た部分を消去。 4.レイヤ1に結合。 5.レイヤ1のゴミ取り。 を繰り返せばこの手法での絵は完成ですが、レイヤ統合後の、もう後戻りもできない部分での修正法を。 髪の毛までをレイヤ結合した時点で、二重まぶたにしようとしたとき、レイヤ1の完成した部分をいじらなければなりません。 そこで、線画の色(黒)をマスクし、線画に影響が出ないようにしてから修正します。 但し、大筆を使ってしまうと、無論黒以外は保護されていませんので、描いた当初は別々に描いた髪の毛などにも影響が出てしまいます。 |
| 髪の毛の色塗り |
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細かい筆で髪の毛を1本1本描いていくと、重ったるくなるので今回は行いませんでした。 基本色より濃い色と薄い色を、アルファ値を下げて筆を置き、髪の毛の単位を幾つか考えながら作ります。 そのまま、その色がA255になってしまうほど塗り固めると、これも重たるくなり透明度が下がりますので、途中で止めます。 A1の黒とA1の白を使い、色を引き締めていきます。筆の大きさは10〜30ほど。 これは覆い焼きと焼き込みでも行えますが、それだとコントラストが強くなりすぎること、また、色相が分離してしまうことから、A1のモノクロを使用しています。 しぃツールは、アルファ値の低い色を重ねた場合に顕著に表れるのですが、明度の違う色を乗せたとき、明度だけでなく彩度も計算している様子なので、それを利用する形になります。 |
| 服の色塗り |
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黒い服は、黒鉛筆で白の保護を行い、白い服は、通常モードで色を置いたあと、消しゴムを掛けています。 ぴっちりした服なので、しわは、重力よりも引っ張られる方向を大事に。 胸と太股に引っ張られる部分で、横にしわが。 腰でたぐまる部分にもしわを。 黒い服は、紫で光のあたる部分を表現。 逆に白い服は、紫で影の部分を表現。 A1の紫の同じ色で、光と影を描き分けられることに注意してください。明るい暗い、というのはあくまでも相対的なものなのです。 |
| 背景と文字効果 |
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人物にすべて色を塗り、レイヤ1に統合したら、レイヤ0に背景を入れます。 斜め市松模様は、30ピクセルの文字で「◆」を入力し、それをコピーで増やして並べていきます。 赤い◆を並べ終わったところで、その赤をマスクし、四角ツールの黒で塗りつぶします。すると赤と黒の市松模様になります。 人物の透明部分に背景が透けているので、そこを消しゴムで消してゆきます。 綺麗に消せたら、今度はレイヤ0に結合します。 レイヤ1に、シャドウにしない色(今回は緑)で文字を入れます。 その色をマスクし、シャドウとなる色(今回は白)で囲っていきます。 最後に緑を逆マスクし、一気に消します。すると背景が文字の中に透けて見えます。 |
| 完成 |
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これで完成です。 補足: 鉛筆と水彩、テキストをすべて使用。 トーン、ぼかし、覆い焼き、焼き込みは一切使用しませんでした。 四角、楕円などの図形描画も不使用。 コピー、レイヤ結合、左右反転を使用。 消しペン、消し四角使用。 手書きモードとBZ曲線モードを使用。 通常、マスク、逆マスクモードを使用。 総ステップ数、5976ステップ。 動画データサイズ、171775byte(約168KB)。 総描画時間、1日3時間1分2秒。実描画時間、……5、6時間? |